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まかなひを分けあふ春や点滴庵

 

水ぬるむ日のあをいろを鳥に巻く

 

薄味のカタストロフを蝶に添へ

 

ごちさうの空に文庫をかざしけり

 

おほかたは気体のやうな梅の花

 

ふるふるとフラスコ揺する牡丹雪

 

のつけから渦巻くツバメ探偵社

 

そらみみの揉みあふ舌を見てゐたる

 

霾(つちふる)や胸…

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