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 前衛芸術家として世界的に活動する草間彌生さん(88)の過去最大級の個展「草間彌生 わが永遠の魂」が東京・六本木の国立新美術館で開かれている。初期から最新作までの約270点で、常に新しい表現で注目を集め続けてきた草間さんの軌跡をたどる。草間さんとともに展示室を巡った。

 <厳選> 天井高5メートル、奥行き50メートルほどの展示室に並ぶ連作「わが永遠の魂」。今も描き続けて500点を超える中から、132点を厳選した。花の彫刻も置かれた鮮やかな大空間に満足げな草間さん。

 <反復> 「我ひとり逝く」は手前の白いハシゴの上下に鏡が配される作品で、合わせ鏡の中で反復と増殖を繰り返し、ハシゴがどこまでも続くように見える。背後の銀色の立体作品「流星」や草間さんも映りこむ。

 <無数> 鏡の作品「生命の輝きに満ちて」。白い巨大な箱に入ると、暗闇の中で刻々と表情を変える無数の光に包まれ、鏡に映る自分の姿が幾重にも広がる。異空間に紛れ込んだかのようだ。

 <魅了> 「何とも愛敬のある形」に魅了されたというカボチャのモチーフは、素材を変えて様々に表現される。樹木が絡み合う「黄樹」の柄も家具や日用品まで包み込んだ。

 <推敲> 開幕直前まで推敲(すいこう)を重ねた自身のメッセージパネルに、仕上げのサインを書き込む草間さん。

 <参加> 日本初登場の「オブリタレーションルーム」は、来場者がカラフルな水玉シールを貼っていく参加型の作品。最初に草間さんが数枚を貼りつけた。

 ■5月22日まで 東京・六本木

 ◆5月22日[月]まで、東京・六本木の国立新美術館。[火]休館(5月2日は開館)。午前10時~午後6時([金]および4月29日[土]~5月7日[日]は午後8時まで)。入場は閉館の30分前まで

 ◆当日一般1600円、大学生1200円、高校生800円

 ◆手数料無料のオンラインチケットも。詳しくは公式サイト(http://kusama2017.jp/別ウインドウで開きます)で

 ◆問い合わせ ハロー・ダイヤル(03・5777・8600)

 ◆キッズデー 28日[火]午前10時~午後4時30分(入場は4時まで)。休館日に、中学生以下のお子さんと保護者のみが特別に入場して鑑賞できます。中学生以下無料、保護者(高校生以上)は未使用の本展覧会観覧券が必要

 主催 国立新美術館、朝日新聞社、テレビ朝日

 協賛 鹿島建設、岡村印刷工業

 協力 草間彌生スタジオ、パナソニック、TOKYO FM

 ◇作品はすべて(C)YAYOI KUSAMA、写真は鬼室黎撮影

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