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 週に1度はランチに通う、お気に入りの定食屋さんがあった。味がよく値段も手ごろな人気店。満席のため並んで待つこともしばしばだった。

 ところが、仕事の都合で3カ月ほどご無沙汰したのち訪ねたら、客は私ともうひとりだけ。どこか荒(すさ)んだ空気が漂う店内で焼き魚定食を食す。ん? 変わらずおいしい。でもこれは早晩潰れるなと店を出た。その通りになった。

 本当の原因は知らない。ただ、たとえ味や値段は変わらなくても、かつての行列が途絶え閑散とした店に通う気はしない。人気が衰えた店はどうにも陰気で、ますます客足を遠のかせる――そうです。私はこの思い出話に、安倍内閣の支持率続落を重ね合わせているわけでございます。

    *

 支持率に一喜一憂するのは端的に言って愚かしい。しかし、現政権にとって支持率の低下は致命傷だ。なぜか。安倍晋三首相が自らの政治の正当性を、支持率の高さによって根拠づけてきたからだ。

 4月。民進議員が森友問題に関し、世論調査では「納得できない」が約8割として首相に説明を促すよう求めると、「内閣支持率は53%。民進党の支持率もご承知の通り」と薄笑いを浮かべ、拒んだ。

 少数意見に…

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