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 ボクシング元世界王者、地域興しに取り組む学生、新作を撮った映画監督……朝日新聞社のクラウドファンディングサイト「A-port(エーポート)」には、挑戦する人たちが集まっています。あなたも一緒に夢を見ませんか?

 ■あきらめない、人生は一度 辰吉丈一郎を再びリングへ、支援者も熱く

 「浪速のジョー」ことボクシング元世界王者・辰吉丈一郎選手は、47歳となった今も現役として練習を続け、4度目の世界王座を目指している。「年齢を狙ってやったわけじゃなくて、気がついたらこうなっとっただけ。うちの父ちゃんがよう言うとった。『あっという間に年を取る。今したいことをせにゃいけん』」

 1991年、当時国内最短となるデビュー8戦目でWBC世界バンタム級王座を獲得。93年に2度目の王者となったが、網膜剥離(はくり)で一時は引退の危機に追い込まれた。それでも97年には3度目の世界王座奪取に成功。日本人としては輪島功一らと並ぶ最多記録だ。

 元王者に与えられる特例で、定年の37歳を超えても現役を続けたが、2008年9月に日本のプロライセンスが切れ、国内での試合ができなくなった。タイで敗れた09年3月の試合が、今のところ最後だ。

 実戦への不安はないのだろうか? 辰吉選手に尋ねると「不安と思うならやっていない」と即答された。

 「『今後どうすんの?』と心配してくれる人もいるけど、大きなお世話です。自分ができるんであれば指くわえて見ているような人間にはなりたくない。どっちかといえば『指をくわえて見とけや』とやる」

 朝は4~5キロを走って足腰を鍛える。夜は自宅から1時間以上運転してジムに通う。ボクシングを始めた16歳から練習は大きく変わらない。

 今夏、「辰吉選手をもう一度リングに立たせたい」という趣旨に賛同するカメラマンや映像監督、ライターらが集まり、「Project Joe」を結成した。代表を務める映像会社経営の山本昭三さん(47)は、辰吉選手の中学時代の同級生。公式サイトを立ち上げるために、A―portで支援を募っている。

 今年7月、次男でプロボクサーの寿以輝(じゅいき)選手に長女が生まれ、辰吉選手はおじいちゃんになった。「僕自身もびっくりですよ。うっそー、孫おるで」と苦笑するが、ボクシングへの情熱が冷めることはない。

 「人間あきらめたら終わり。人生、一回しかないんですよ。やりたいことをやる。生きている限りは努力せんと、もったいない」(伊勢剛)

 《目標額》 1千万円

 《特典例》 1万円で会員証と公式サイトに氏名掲載▽10万円で会員証、氏名掲載のほか、公開練習(サイン、撮影会込み)に招待

 ◇朝日新聞社のスマホ向けサイト「ウィズニュース(withnews)」にインタビュー掲載

 ■サクラエビのおいしさ、知って

 駿河湾のサクラエビを手軽においしく味わってもらおうと、静岡市清水区で仲買人をしている「原藤(はらとう)商店」の原藤晃(とうこう)さん(36)はサクラエビのグラタンを販売している。「たくさん作って全国に魅力を伝えたい」と新たな設備を整えるための支援を募っている。

 原さんはイベントなどでお客さんと話すうちに危機感を覚えた。「煮干しは知っていても、生や釜揚げは知らない、食べたことがないという方が多かった。ブランドにぶら下がってしまっていたのでは」

 思い至ったのが、家を継ぐ前にいた総菜製造工場で開発に携わっていたグラタンだった。静岡県産の牛乳とバターを使うなど、サクラエビ以外の材料にもこだわり、2015年に「原藤グラタン」の名で販売を開始。週1回、予約のみの販売ながらファンもつき、贈答用にも利用されている。

 製造量を増やすため、近隣の2階建て空き店舗を購入した。来年春には2階を総菜製造、1階はその場で食べるイートインのスペースとして使えるように準備中だ。今回集める支援は、この資金の一部に充てる。

 《目標額》 55万円

 《特典例》 9千円で桜えびご飯の素(1合用)、生桜えび(冷凍、100グラム×2)、釜あげ桜えび(冷凍、100グラム×2)、桜えびグラタン(冷凍、120グラム×2)、LINEスタンプ「静岡弁の桜えび」のセット

 ■金沢にアートの新名所を

 公立美術館の代表的な成功例として知られる金沢21世紀美術館(金沢市)の近くで、金沢工業大学の学生たちがアートと地元の食を楽しめるカフェを運営している。閉鎖店舗の目立つシャッター街を活気づけようと実験的に始めた店で、「新しい名所にしたい」と夢を膨らませている。

 竪町商店街の「DK art cafe」。DKは石川県在住のアーティスト長谷川章氏が手がける「デジタル掛け軸」のことだ。薄暗い店内の吹き抜けの壁や天井にプロジェクターが映し出す万華鏡のような模様が、ゆっくりと変化している。

 地方創生をテーマとする松林賢司教授の研究室の学生らが昨年5月に開店。竪町商店街は平成初期と比較すると、通行量が半分近くに落ち込んでおり、商店街側の思惑とも一致した。店のデザインや運営は、36人の学生で分担。加賀野菜を使ったジェラートなど、メニューは地元の企業と協力して開発。地ビールや地酒も味わえる。

 今回の支援はデジタル設備の買い取りや、店を知ってもらうためのイベント開催費などに充てる。

 《目標額》 100万円

 《特典例》 千円で千円分のドリンク券▽1万円でオリジナルエコバッグと金沢名物詰め合わせセット

 ■映画「おみおくり」、上映広げたい

 1人の若い女性(文音)が納棺師(高島礼子)に弟子入りし、その仕事を通じて大切な人の死を乗り越えていく様を描く映画「おみおくり」が、来年3月に公開される。

 監督・脚本の伊藤秀裕さん(69)はこれまで、やくざを描いた「棒の哀(かな)しみ」(2016年)など「残酷だったり、ちょっとしたエロチシズムだったり、人間の感情の一番とがったところ」を表現してきた。「反感を持たれることが逆に宣伝だと思っていたぐらい。今回は王道なんですよね。やっとまともになったのかな」と笑う。

 今回の映画は、東日本大震災で感じた喪失感が原点だという。「喜びを分かち合うだけでなく悲しみにも寄り添えるのが、人間の心の豊かさ。若い納棺師の生き様は今の若い人にも共通すると思う」

 少しでも多くの館で上映するために支援を募っている。

 《目標額》 500万円

 《特典例》 3千円で活動報告と鑑賞券2枚▽3万円で鑑賞券2枚、パンフレット2部、DVD、エンドロールに氏名掲載など

 ■絶版の「学歴無用論」、復刊に意欲

 ソニー創業者の故・盛田昭夫さんの著書で絶版となっている「学歴無用論」を復刊させようと、IT関連会社FieldArchive(フィールドアーカイヴ)代表の木原智美さん(44)=東京都=が支援を募っている。「ソニーみたいな会社を作りたい、と考えるような現代の起業家にこそ読んでほしい」

 父の故・木原信敏さんはソニーを創業期から支えた伝説的な技術者だ。木原さんは2年前~昨年にかけ、父の著書「ソニー技術の秘密」を復刊。注文があった分だけ印刷するオンデマンド方式などを使い、費用を抑えた形で実現できたという。

 今回の復刊は、盛田さんの遺族から託された。「遺族の意思で復刊できるようになれば、次の世代に名著を残していける。永続的な活動につなげたい」

 《目標額》 100万円

 《特典例》 1万5千円で「学歴無用論」復刊本、ソニー創業50周年記念ファウンダー(井深大さん、盛田昭夫さん)サイン入り時計など▽10万円で盛田家本家(愛知県常滑市)を訪ねるツアー、復刊本など

 ■静岡銀行と提携、地域の魅力発掘

 朝日新聞社と静岡銀行(静岡市)はクラウドファンディング事業で提携し、26日、A-portに専用ページを開設しました。金融機関とは初めての提携になります。地域に根ざした静岡銀がプロジェクトを発掘し、A-portが新聞社の強みを生かして、情報発信のお手伝いをします。

 今回の紙面でご紹介したサクラエビのグラタンのプロジェクトが第1号です。静岡銀の大橋弘・常務執行役員は「応援してくれるファンとお客様をつなぐA-portと連携することで、新しい手作り感覚の資金調達手段と、新規販路開拓およびPRの手段を提供し、またお客様の商品・サービスのファンづくり、マーケティング手段としても提案していきたい」とコメントしています。

 今秋からは「モデルプレス」とも提携します。ライフスタイルやエンターテインメントの情報を発信している、日本最大級の女性向けメディアです。

 A-portは今後も新規事業開発やCSR(企業の社会的責任)、PR活動などの支援を提案していきます。

 ■来月は手数料割引

 A-portは9月、プロジェクトに挑戦される方の手数料割引キャンペーンを実施します。集まった金額の15%(別途、決済手数料5%)に設定している手数料を、10%(同5%)に引き下げます。この機会にぜひ挑戦してください。

 9月中にプロジェクトをお申し込みいただいた起案者が対象です。プロジェクトの掲載日ではなく、申込日が基準となります。詳細はA-port内のお知らせ(https://a-port.asahi.com/campaign_2017/別ウインドウで開きます)をご覧ください。

     ◇

 詳しくはサイト(https://a-port.asahi.com別ウインドウで開きます)で。

 【支援に関するお問い合わせ】

 メール call@a-port-mail.com

 電話 03・6869・9001(祝日を除く月~金曜の10~17時)

 【起案に関するお問い合わせ】

 上記サイトから

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