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 ■記者の意思、読み取れる

 ワッペンが付いていることで、「風化させないぞ」「考え続けるぞ」という記者の意思を読み取ることができる。特に「小さないのち」や「子どもと貧困」「問う『共謀罪』」については、忘れてはならないことだと強く思うし、記事を載せ続けることに意義がある。「Re:お答えします」は、記者と読者がつながるよい機会だ。今後、改めて裁判員制度や、戦争が文化・芸術に与える影響などをワッペンのテーマとして取り上げ、掘り下げてほしい。

 (東野智江 40歳 大阪府)

 ■「一度は読め」のサイン

 「医療とコスト」「負動産時代」のワッペンには気付いていた。ワッペンは読者の目を引きつける効果がある。納得できる記事なら次も読むが、そうでなければ、次回以降は読み飛ばす印として利用できる。新聞を毎日、隅から隅まで読む余裕はないから、そういう意味でもありがたい。ワッペンの付いた記事は、私たちの生き方や生活そのものに関わってくる重要な問題を取り上げており、「一度は読め」というサインにもなっている。

 (伊藤陽一 65歳 東京都)

 ■いつの間にか終わっている

 ワッペンがあると、今注目されている話題なのだと思って一通り記事を読む。だが、そこから興味が深まるかどうかは、日ごろの関心による。似たタイトルのワッペン、たとえば、「平成とは」「平成と天皇」「歴史の中の天皇」のデザインは色味も同じだが、意図があるのだろうか。ワッペン記事は、始まりは大々的だが、いつの間にか終わっていて、その後、どうなったのかと思うことがある。いつ始まり、いつまで続くのかが分かると、より意識して読める。

 (木村亜紀子 42歳 兵庫県)

 <深掘り情報、継続して報道>

 オレンジ色のハートマークの「ワッペン」をつけ、昨年8月から断続的に掲載しているシリーズが「小さないのち」です。

 睡眠中の窒息事故や転落、虐待や自殺などで子どもが命を落としてしまう悲しいニュースが日々報じられる中で、将来ある子どもの命を守るためにできることを読者と一緒に考えたい。そんな取材班の思いをワッペンに込めました。「事故」「虐待」といったテーマごとの連載や、読者からの反響を交えてつくるフォーラム面など、60回近く記事を載せてきました。

 記事では、事故などが起きた詳しい状況、ご遺族が抱える悲しみ、今後起きうる悲劇を防ぐためにできること、見直すべき社会のしくみなどを多面的に伝えるよう心がけています。こうした深掘りの情報は、日々の事件・事故の記事ではなかなか載せることができません。ワッペンをつけて報じ続けることで、私たちの身近にあっても見過ごしがちな「暗がり」に光を当てることができると考えています。

 小さないのちを守るための「気づき」を読者と共有していけたらと思っています。(特別報道部次長・野沢哲也)

 ◇「ワッペン」とは、キャンペーン記事などを掲載する場合、その都度、それと分かるように付けるマークや小さなイラストのことです。長期にわたる企画で随時掲載される関係記事や、複数のページで展開する記事などにも付けられます。

 ◇東京本社発行の朝刊14版、夕刊4版をもとにしています。

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 公募で選んだ300人の読者の皆様に「紙面モニター」をお願いし、毎週、お寄せいただく意見の一部を紹介します。

 ◆「関心の高かったテーマ」は休みました。

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