■「絶対に被災者の迷惑になることがないように」との両陛下の意向が伝えられた。

 平成に入って初めての大規模災害は、長崎県の雲仙・普賢岳の噴火だった。1991年6月3日、大火砕流は43人の命をのみ込み、地元の暮らしも奪った。

 当時、島原市長だった鐘ケ江管一(かねがえかんいち)さん(86)は、7月に…

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