[PR]

 第30回柴田錬三郎賞を受けた花村萬月さん(62)の贈賞式でのあいさつは、人間の死についてだった。受賞作『日蝕(ひは)えつきる』(集英社)は、社会の底辺に暮らす男女が惨めに残酷に死んでゆく姿を、天明6(1786)年に起きた皆既日食と重ねて描いた5編の短編集だ。

 「今までたくさん絵空事の死を書いてき…

有料会員に登録すると全ての記事が読み放題です。

初月無料につき月初のお申し込みがお得

980円で月300本まで読めるシンプルコースはこちら

こんなニュースも