国の現地対策本部が置かれたオフサイトセンターは、福島第一原発から5キロ離れた大熊町内にある。

 放射線医学総合研究所(放医研)の医師、富永隆子(36)は2011年3月12日、つまり事故翌日の午前11時までにそこに入った。現地対策本部の医療班に加わった。

 1時間後、ファクスがつながらなくなった。衛…