この夏、富士山に登る人は空前の多さだ。世界文化遺産に登録されたことが後押ししている。世界に誇れる観光資源である富士山に外国人も含めて関心が集まることは喜ばしいが、僕はその混雑ぶりをみると少し心配になる。
今年も例年通り7月1日が山開きとなった。約1万人が頂上を目指した。その時、いろんな報道でも話題になったが、頂上のトイレがまだ使える状態ではなかった。トイレもない所に多数の登山者が押し寄せることに驚いた。
例年なら山開きの7月1日は頂上付近に残雪があり、頂上までの登山は規制されることが多かった。そのため頂上付近のトイレは山開き後、しばらくは使えない状態だったという。ところが今年は雪が少なく、山開きの段階で登山道4ルートのうち3ルートが頂上まで登れたため、トイレの整備が間に合わなかったようだ。