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ウェブで千冊書評達成 松岡正剛さん、4年がかりで

 ホームページ(www.isis.ne.jp/)で「千夜千冊」と名づけて書評を書き続けていた編集工学研究所長の松岡正剛さんがこのほど、「良寛全集」(東京創元社)の書評で千冊書評を達成した。ほぼ週5冊のペースで、4年5カ月をかけてのゴール。来年、本として求龍堂から出版される予定だ。

 きっかけはホームページの開設。毎日更新される情報があった方がいいと思い、「本の案内でも、という軽い気持ちからだった」。

 まず自分で(1)著者1人につき、取り上げるのは1作品のみ(2)同じ出版社や同じ分野を連続させない(3)読んだことのある本だけでなく初めて読む本も入れる、などとルールを決めた。

 00年2月23日に、中谷宇吉郎の「雪」(岩波文庫)でスタートした。以来、取り上げた本は実に多彩だ。「上方芸能列伝」「白鯨」「ドグラ・マグラ」「エクリ」「リア王」「AKIRA」「南海ホークスがあったころ」「銀河鉄道の夜」……。

 「その本との出会いなど個人的体験も交えた。たとえば社会学の本をたんに社会学の本として紹介するのではなく、こんな読み方もできるというふうに書いたつもりです」

 蔵書は5万冊以上ある。日本文化に情報文化、歴史、思想、芸術など幅広い。毎回、候補3〜4冊を頭に浮かべ、書き始めてみて「いける」と感じたものを書いてきた。

 しかし、300冊を超えたあたりからひしひしと大変さを感じたという。「いざ書き始めてみると、食べ物と同じで、その日の体調と合わないとつらい。本とのつきあいは微妙なものだと気づかされましたね」

 読書の達人による格好の読書案内にアクセスはどんどん増え、月20万件にも。最終盤には、残りの本に何が出てくるか、ネット上で予想大会が繰り広げられた。著書のある知人からは、自分の本は出てこないの?とさりげないメッセージも。

 「義理人情は果たせませんでしたねえ」と松岡さんは苦笑いしている。

 「千夜千冊」の達成記念パーティーが、24日午後3時半から東京・原宿のクエストホールで開かれる。会費1万円。問い合わせは松岡正剛事務所(03・3568・2200)。

(07/13)


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