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出版物の昨年1年間の推定販売額は対前年比0.7%増の約2兆2428億円で、8年ぶりに前年を上回ったことが25日、出版科学研究所のまとめでわかった。内訳は書籍が同4.1%増の約9429億円、雑誌が同1.7%減の約1兆2998億円。
出版販売額は、若年層を中心とする本離れなどの影響で7年続けて前年割れが続いていた。04年も、携帯電話、インターネットなどに読者を奪われた雑誌は7年連続で減少。しかし、書籍は「ハリー・ポッター」シリーズ第5巻、「世界の中心で、愛をさけぶ」など100万部を超すベストセラーが7点も出て2年ぶりに増加に転じ、雑誌の不振分をカバーした。
ただ、出版界には「下げ止まった」という受け止め方は少ない。販売額の6割近くを占める雑誌の落ち込みに歯止めがかからないからだ。また、よく売れる本はごく一部。ベストセラー効果も偶然の要素が大きく、05年の販売額については「楽観できない」という声が多い。
(01/25)
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