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(凄腕つとめにん)消防車のはしご たたいて整え2万m

写真:全国各地の消防車のはしごを仕上げてきた。「万一のとき、一人でも多くを助ける力になりたい」=兵庫県三田市、滝沢美穂子撮影拡大全国各地の消防車のはしごを仕上げてきた。「万一のとき、一人でも多くを助ける力になりたい」=兵庫県三田市、滝沢美穂子撮影

写真:作業の前後に活躍するのが何十本もの「幅ゲージ」。はしごの柱と柱の間隔や、高さを確認するのに使う。はしごのモデルが変わるたび、端材を利用してつくっておく拡大作業の前後に活躍するのが何十本もの「幅ゲージ」。はしごの柱と柱の間隔や、高さを確認するのに使う。はしごのモデルが変わるたび、端材を利用してつくっておく

■モリタ三田工場 特装車製造課 特装製缶工長 原口敏明さん(55)

 消防自動車の代表選手と言えば、はしご車。大型車両のはしごなら、伸ばせば50メートル、ビルの17階まで届く長さになる。スムーズに伸ばせるよう、はしごのゆがみをなくすのが仕事だ。重さ10キロのハンマーを、ガツン、ガツンとたたき続けて15年。手がけた長さは2万メートル余り、高層ビル7500階分になる計算だ。

 「大小のはしご一本一本を重ねたとき、寸法がぴったりで、やり直しがないのが一番うれしい。この仕事では誰にも負けたくない」

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