日本のコンビニエンスストア大手のアジア進出が活発化している。
セブン―イレブン(米国子会社運営分含む)、ローソン、ファミリーマート、ミニストップのアジア進出店数は、2月末時点で合計約3万9千店。すでに各国・地域になくてはならない存在となっている。
アジア地域を行くと日本でなじみ深いコンビニが多くあることに驚く。
例えば台湾には、セブン―イレブンが約4800店、ファミリーマートは約2800店出店しており、どこの街でも見かけることが出来るといってもいいほどだ。
インド以東ではむしろ進出していない国を探すほうが早い。未進出国は、インド、カンボジア、ミャンマー、モンゴルなど数えるほどしかない。
ただ、そうした国への出店も、時間の問題だ。
ミャンマーへは各社とも進出を検討しているとされる。小売市場規模が4500億ドル(約42兆円)ともいわれるインドでも、厳しかった小売業への外資参入規制が大きく緩和された。日系のコンビニが進出する土壌は、整ったと考えられる。
日本は人口が減少期に入り、市場としての成長は望めないが、アジアを含めた新興国は人口・消費とも当面伸び続けることは間違いない。
コンビニ業界に限らず、新興国市場をどう攻略するかは、日本の将来を左右する大きなポイントとなりそうだ。
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モーニングスター社の新興国情報のサイト(http://www.emeye.jp/)も参照してください。
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「アジアの眼」は今回でおわります。