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J−REITファンドが上昇 組入れ銘柄で成績に格差〈6カ月トータルリターン〉

2007年03月10日

 今回は、モーニングスターが評価対象としている追加型の株式投資信託2158本のうち、純資産額が10億円以上のファンドを対象として、2月末までの過去6カ月間におけるトータルリターンのランキングをみた。

 この半年間の東京株式市場の動きは、前半は世界的な株高に遅れながらも後半大きく上昇した形となった。この6カ月間のTOPIXは7.24%の上昇となった。一方、米国株式市場では、ダウ工業株30種平均指数が7.80%上昇した。

 このような環境において、トータルリターンのランキングでは、トップ20位内に13本のJ―REIT株式ファンド、7本の中国株式ファンドが入っている。

 1位の「日興AM 中国A株ファンド2」と2位の「日興AM 中国A株ファンド」はそれぞれ6カ月間で64.35%、64.22%上昇した。これらはともに一般の外国人が直接投資できない人民元建ての株式に投資するファンドであるが、香港上場の株式に比べ値動きが激しくなっている。

 5位に上がった「J―REITオープン」の主要投資対象は、日本の証券取引所に上場されている不動産投資信託証券。保有不動産の空室率推移や配当利回り水準を考慮した銘柄選択が奏功し成績を伸ばしている。

 7位に上昇の「住信 J―REIT・リサーチ(毎月決算型)」は長年の不動産調査の専門経験をもつ住信基礎研究所からのアドバイスをもとに約30のJ―REITに絞って投資している。

 国内各J―REITファンド間でも、組み入れ銘柄数・比率に違いが出てきており、今回は独自の不動産調査に基づき銘柄数を絞ったファンドに軍配があがった格好だ。

 (モーニングスター社http://www.morningstar.co.jp

6カ月トータルリターン・ランキング(純資産額10億円以上のファンドを対象、2007年2月末現在)(モーニングスター社調べ)
順位 ファンド名 投信会社 トータルリターン(%) レーティング
6カ月 1年 3年
日興AM 中国A株ファンド2 日興 64.35 110.17
日興AM 中国A株ファンド 日興 64.22 108.26
三井住友・メインランド・チャイナ・オープン 三井住友 52.25 69.92
JF チャイナ・アクティブ・オープン JPモルガン 49.08 69.05 33.98 ★★★★★
J-REITオープン 野村 46.56 50.56
チャイナ・フロンティアオープン 三井住友 46.56 61.83 25.3 ★★
住信 J-REIT・リサーチ(毎月決算型) 住信 44.63 45.40
チャイナ・リアル・ウォッチ 安田 44.58 50.52
しんきん Jリートオープン(毎月決算型) しんきん 44.15 45.23
10 J-REITアクティブオープン毎月決算コース 富士 43.28 44.72
11 中央三井 Jリートファンド 中央三井 43.13 45.16
12 みずほJ-REITファンド DKA 42.95 43.93 29.61
13 DIAM J-REITオープン(毎月決算コース) 興銀第一ライフ 42.16 43.27 27.37
14 インデックスファンドJリート 日興 41.82 41.90
15 ダイワ J-REITオープン(毎月分配型) 大和 41.71 41.59
16 ダイワ J-REITオープン 大和 41.71 41.65 27.84
17 J-REITパッケージ 新光 41.70 41.62
18 新光 J-REITオープン 新光 41.64 41.68
19 DKA J-REITインデックスファンド〈DC年金〉 DKA 41.58 41.54
20 フィデリティ・チャイナ・フォーカス フィデリティ 41.57 62.78

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