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不動産株式が好調 オフィス運用型も〈1年トータルリターン〉

2007年05月19日

 今回は、追加型の株式投資信託2216本のうち純資産額が10億円以上のファンドを対象としてモーニングスターが独自にポートフォリオや投資方針から70に分類したピア・グループ分類の過去1年間(4月末基準)におけるトータルリターンのランキングをみた。今回取り上げたピア分類は「国内中型グロース・純資産額100億円未満」「国際株式・欧州(為替ヘッジなし)」「J―REIT」の三つだ。

 過去1年の東京株式市場の動きは、世界的な大きな株高に出遅れた上、2月末の調整後も伸び悩み、やや下落した形となった。この1年間で米ダウ工業株30種平均指数は14.92%上昇したが、TOPIXは0.90%の下落となっている。

 こうした中、「国内中型グロース・純資産額100億円未満」におけるトータルリターンのランキングでは、ピア・グループの平均がマイナス4.50%なのに対して、1位の「(ターゲットインデックスS) N不動産」や2位の「(業種選択F) N不動産・電鉄」という国内の不動産関連株式に投資するファンドが10%以上のリターンを出し上位を占めた。

 「国際株式・欧州(為替ヘッジなし)」では、「フィデリティ・欧州株・ファンド」が30.44%でトップ。先進国だけでなく、南アフリカやトルコといった新興国への投資も組み入れており、好成績を持続している。

 「J―REIT」では野村アセットマネジメント社の「J―REITオープン」が59.08%のリターンで1位。ピア・グループ内では、オフィスビル運用型への投資ウエートの高いファンドが上位だが、パフォーマンスにまだ大きな差は出ていないようだ。

モーニングスター社http://www.morningstar.co.jp

1年トータルリターン・ランキング(主要ピア・グループ) (モーニングスター社調べ)
順位 ファンド名 投信会社 トータルリターン(%) 総合レーティング
6カ月 1年 3年年率
国内大型グロース・純資産額100億円未満
1 (ターゲットインデックスS) N不動産 大和 12.54 19.06 26.79 ★★★★★
2 (業種選択F) N不動産・電鉄 日興 9.07 12.33 21.44 ★★★★★
3 ザ・ジャパン・キャピタリスト AIG 10.94 5.58 14.77 ★★★
4 よくわかる投資入門F・安田(日本) 安田 11.45 4.00 15.18 ★★★★
5 明治ドレスナー 日本株式リサーチオープン 明治ドレスナー 6.76 2.69 12.64 ★★★
ピア・グループ平均 3.49 -4.50 12.48  
国際株式・北米(為替ヘッジなし)
1 フィデリティ・欧州株・ファンド フィデリティ 20.80 30.44 28.34 ★★★★
2 大和 ユーロファンド 大和 20.33 29.92 27.13 ★★★
3 ピクテ 欧州ファンドBコース ピクテ 20.10 29.88 28.31 ★★★
4 BR 欧州株式オープン ブラックロック 17.11 29.39 25.82 ★★★
5 ドイチェ・ユーロスター・オープン ドイチェ 19.37 27.41 23.79 ★★
ピア・グループ平均 19.70 27.77 25.98  
J−REIT
1 J−REITオープン 野村 48.08 59.08   ★★★★★
2 中央三井 Jリートファンド 中央三井 46.79 53.90   ★★★★
3 しんきん Jリートオープン(毎月決算型) しんきん 47.19 53.20   ★★★★★
4 DIAM J−REITオープン(毎月決算コース) 興銀第一ライフ 45.88 52.73 27.95 ★★★★★
5 みずほJ−REITファンド DKA 46.33 52.58 29.18 ★★★★★
ピア・グループ平均 45.28 51.38 27.56  

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