今回は、追加型の株式投資信託2283本のうち、純資産額が10億円以上のファンドを対象として、モーニングスターが独自にポートフォリオや投資方針から70に分類したピア・グループ分類の過去1年間(7月末基準)におけるトータルリターンのランキングをみた。今回、取り上げたピア分類は「国内中型グロース・純資産額100億円以上」「国際債券・グローバル(為替ヘッジなし)」「国内ハイブリッド・積極」の三つだ。
過去1年の東京株式市場の動きは、2月末に世界同時株安、7月に米国サブプライムローン問題に起因する調整があったものの切り返す形となった。この1年間で米ダウ工業株30種平均指数は18.12%上昇し、TOPIXは8.53%上昇した。
こうした中、「国内中型グロース・純資産額100億円以上」におけるトータルリターンのランキングでは、ピア・グループの平均リターンがTOPIXを上回る好成績を出している。「住信 ジャパン・グロース・ファンド」が23.57%の高リターンを出して1位。鉄鋼・機械業種の優良企業にウエートをおいた投資が好成績につながったようだ。
「国際債券・グローバル(為替ヘッジなし)」では、「高金利先進国債券オープン(毎月分配型)」がトップ。3位までのファンドをみると、高格付型で高金利の債券に投資しており、豪州ドルや英国ポンド、ニュージーランド・ドルへの投資割合の高いファンドが占めている。
「国内ハイブリッド・積極」では「しんきん 3資産ファンド(毎月決算型)」が1位。J―REITの組み入れ比率が30%以上と高いことが好成績の要因だ。
(モーニングスター社)http://www.morningstar.co.jp
1年トータルリターン・ランキング(主要ピア・グループ)
(モーニングスター社調べ)
| 順位
| ファンド名
| 投信会社
| トータルリターン(%)
| 総合レーティング
|
| 6カ月 |
1年 |
3年(年率) |
| 国内中型グロース・純資産額100億円以上 |
| 1 |
住信 ジャパン・グロース・ファンド |
住信 |
9.97 |
23.57 |
21.55 |
★★★★ |
| 2 |
日本株オープン新潮流 |
新光 |
8.69 |
18.78 |
18.33 |
★★★ |
| 3 |
ジャパンニューエイジオープン |
新光 |
9.72 |
18.29 |
19.76 |
★★★★ |
| 4 |
IBJ ITMジャパン・セレクション |
興銀第一ライフ |
6.9 |
15.86 |
21.36 |
★★★★ |
| 5 |
ダイワ 拡大成長株ファンド |
大和 |
6.39 |
15.33 |
|
- |
| ピア・グループ平均 |
1.76 |
10.48 |
16.77 |
|
| 国際債券・グローバル(為替ヘッジなし) |
| 1 |
高金利先進国債券オープン(毎月分配型) |
日興 |
5.77 |
17.57 |
11.69 |
★★★★★ |
| 2 |
三菱UFJ グローバル・ボンド(毎月決算型) |
三菱UFJ |
7.41 |
17 |
11.44 |
★★★★★ |
| 3 |
通貨分散外国債券ファンド(毎月分配型) |
安田 |
6.87 |
15.92 |
|
- |
| 4 |
ダイワ・グローバル債券F(毎月分配型) |
大和 |
5.28 |
15.87 |
10.35 |
★★★★ |
| 5 |
DIAM 高格付インカム・オープン(毎月決算) |
興銀第一ライフ |
8.32 |
15.63 |
13.09 |
★★★★★ |
| ピア・グループ平均 |
2.19 |
10.26 |
7.55 |
|
| 国内ハイブリッド・積極 |
| 1 |
しんきん 3資産ファンド(毎月決算型) |
しんきん |
-0.95 |
18.06 |
|
- |
| 2 |
東京海上セレクション・バランス70 |
東京海上 |
4.69 |
15.64 |
14.44 |
★★★★ |
| 3 |
新光 バランスファンド |
新光 |
2.11 |
15.04 |
12.43 |
★★★★ |
| 4 |
大和住銀 DC年金設計ファンド70 |
大和住銀 |
1.92 |
13.38 |
14.34 |
★★★★★ |
| 5 |
日立 バランスファンド(株式70) |
日立 |
1.36 |
12.89 |
13.09 |
★★★★ |
| ピア・グループ平均 |
0.14 |
9.61 |
11.8 |
|