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年リターンは不振 カナダ投資型優位〈1年トータルリターン〉

2007年09月22日

 今回は、追加型の株式投資信託2299本のうち、純資産額が10億円以上のファンドを対象として、モーニングスターが独自にポートフォリオや投資方針から70に分類したピア・グループ分類の過去1年間(8月末基準)におけるトータルリターンのランキングをみた。今回取り上げたピア分類は「国内小型グロース・純資産額100億円以上」「国際債券・北米(為替ヘッジなし)」「国内ハイブリッド・バランス」の三つだ。

 過去1年の東京株式市場の動きは、2月末に世界同時株安、7月に米国のサブプライムローン問題による信用収縮不安や円高などから下落する展開だった。この1年間で米ダウ工業株30種平均指数は17.37%上昇したが、TOPIXは1.60%の下落となっている。

 「国内小型グロース・純資産額100億円以上」におけるトータルリターンのランキングでは、ピア・グループに属するすべてのファンドがマイナスのリターンとなる中、「JF 中小型株オープン」がマイナス4.60%のリターンを出して1位。東証銘柄への投資比率が80%以上と高いことと、機械・小売業種の優良企業にウエートをおいた投資が好成績につながったようだ。

 「国際債券・北米(為替ヘッジなし)」では、「ダイワ 高格付カナダドル債(毎月分配型)」がトップ。カナダドル債は米ドル債に比べて、利回りの低下幅が小さかったことや通貨の下落幅が低かったことが影響している。

 「国内ハイブリッド・バランス」では「世界8資産ファンド安定コース」が首位。最近の下落相場の中、国内債券中心にREITを加えた資産構成が好成績の要因だ。

モーニングスター社http://www.morningstar.co.jp

1年トータルリターン・ランキング(主要ピア・グループ) (モーニングスター社調べ)
順位 ファンド名 投信会社 トータルリターン(%) 総合レーティング
6カ月 1年 3年(年率)
国内中型グロース・純資産額100億円以上
1 JF 中小型株オープン JPモルガン -4.85 -4.60 5.56 ★★★★
2 フィデリティ・中小型株・オープン フィデリティ -4.85 -6.41 10.12 ★★★★★
3 ミュータント 日興 -11.60 -9.58 16.34 ★★★★★
4 フィデリティ・日本小型株・ファンド フィデリティ -8.11 -11.60 3.99 ★★★
5 日興 エボリューション 日興 -18.57 -18.03 7.39 ★★★★
ピア・グループ平均 -16.25 -19.55 3.23  
国際債券・グローバル(為替ヘッジなし)
1 ダイワ 高格付カナダドル債(毎月分配型) 大和 7.84 5.53 12.55 ★★★★★
2 三菱UFJ 米国債券オープン(毎月分配型) 三菱UFJ 0.26 4.37 4.78 ★★
3 三菱UFJ 米国債券インカムオープン 三菱UFJ 0.15 4.18 4.91 ★★
4 しんきん 海外ソブリン債(米国) しんきん 0.21 4.17 4.55 ★★
5 PRU アメリカ中期社債ファンド(ヘッジなし) プルデンシャル 0.06 4.14 4.86
ピア・グループ平均 -1.07 3.09 4.89  
国内ハイブリッド・積極
1 世界8資産ファンド安定コース みずほ -2.35 6.45   -
2 東京海上セレクション・バランス50 東京海上 0.11 5.75 10.13 ★★★★★
3 日興 ベスト・バランス7月号 日興 -0.28 4.94 8.17 ★★
4 日興 ベスト・バランス8月号 日興 -0.43 4.75 8.10 ★★
5 大和住銀 DC年金設計ファンド50 大和住銀 -1.73 4.40 9.83 ★★★★★
ピア・グループ平均 -1.80 2.68 8.13  

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