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平均リターン3% ニュートラル優位〈1年トータルリターン〉

2007年11月17日

 今回は、追加型の株式投資信託2,370本のうち、純資産額が10億円以上のファンドを対象として、モーニングスターが独自にポートフォリオや投資方針から70に分類したピア・グループ分類の過去1年間(10月末基準)におけるトータルリターンのランキングをみた。今回、取り上げたピア分類は「国内中型バリュー」「国際債券・オセアニア(為替ヘッジなし)」「国内ハイブリッド・オルタナティブ運用」の三つだ。

 過去1年の東京株式市場の動きは、世界同時株安・米国のサブプライムローン問題・円高といった要因から神経質な展開となった。この1年間でダウ工業株30種平均指数は15.31%上昇したが、東証株価指数(TOPIX)は0.16%の微増となっている。

 こうした中、「国内中型バリュー」においてはピア・グループ平均が3.44%のリターンを出しTOPIXを上回っている。トータルリターンのランキングでは、「株主還元株オープン」が17.21%のリターンで1位。株主資本の成長が期待される銘柄に投資するファンドで、卸売・輸送用機器セクターへの投資割合が大きかったことが好成績につながったようだ。

 「国際債券・オセアニア(為替ヘッジなし)」では「三菱UFJ 豪ドル債券インカム」がトップ。他のファンドに比べて、豪ドル建て以外の政府機関債などへの投資割合が大きく、平均利回りの高かったことが影響している。

 「国内ハイブリッド・オルタナティブ運用」では「ユナイテッド・日米株式・ニュートラル」が1位。日米の市場に中立な運用で、リターンは比較的安定しており、米国における銘柄選択の良さが光っている。

モーニングスター社http://www.morningstar.co.jp

1年トータルリターン・ランキング(主要ピア・グループ) (モーニングスター社調べ)
順位 ファンド名 投信会社 トータルリターン(%) 総合レーティング
6カ月 1年 3年(年率)
国内中型バリュー  
1 株主還元株オープン 大和 5.29 17.21 31.48 ★★★★★
2 ダイワ 好配当日本株投信 大和 1.32 14.38   -
3 損保ジャパン SRIオープン 損保ジャパン 1.32 12.16   -
4 大型株ファンド 大和 0.62 11.35 27.18 ★★★★★
5 日本株配当オープン 中央三井 -0.72 10.87   -
ピア・グループ平均 -4.83 3.44 16.42  
国際債券・オセアニア(為替ヘッジなし)  
1 三菱UFJ 豪ドル債券インカム 三菱UFJ 7.96 20.53 13.94 ★★★★
2 オーストラリアインカムオープン 三菱UFJ 7.43 19.85 13.81 ★★★★
3 UBS オーストラリア債券(毎月分配型) UBS 7.55 19.7 13.74 ★★★★
4 野村 豪州債券ファンドBコース 野村 7.25 19.67 14.08 ★★★★★
5 野村 豪州債券ファンドDコース(毎月分配型) 野村 7.27 19.61 14.05 ★★★★★
ピア・グループ平均 6.91 18.97 13.34  
国内ハイブリッド・オルタナティブ運用
1 ユナイテッド・日米株式・ニュートラル ユナイテッド -2.73 5.68 3.96 ★★★★
2 大和住銀 ジャパン・スペシャルニュートラル 大和住銀 4.53 4.97 3.28 ★★★★★
3 住信 マーケット・ニュートラル・ファンド 住信 0.87 3.58   -
4 GS 日本株式マーケット・ニュートラルO ゴールドマン -1.33 3.15 3.43 ★★★★
5 GS 日本株式マーケット・ニュートラルF ゴールドマン -1.33 3.09 3.4 ★★★★
ピア・グループ平均 -0.97 0.19 2.47  

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