今回は、モーニングスターが評価対象としている追加型の株式投資信託2579本のうち、純資産額が10億円以上のファンドを対象として、6月末までの過去6カ月間におけるトータルリターンのランキングを見た。
この間の東京株式市場は、世界的な金融収縮懸念により、3月にかけて大幅に下落。その後、5月にかけて反発したが、世界的なインフレ懸念などから6月末にかけては再調整する展開となった。同期間のTOPIXは10.54%下落した。
このような環境の中、6月末までのトータルリターンのランキングでは、トップ20位中8本をコモディティ関連が、3本をブル・ベア型が、5本を豪州債券型が占めた。
先月に続き1位となった「グローバル・コモディティ・オープン(毎月)」は、「S&P GSCI商品指数」におおむね連動した投資成果を目指す。同指数は、40.5%を占めるWTIを中心に、エネルギーの構成比率が78.2%と高い点に特徴がある。
9位に「(野村ブル・ベアS3) 米国ベア3」がランクイン。13本のファンドで構成される「野村ブル・ベアS3」の一つで、基準価格がNYダウの値動きの反対に動くことを目指している。
14位にランクインした「豪ドル毎月分配型ファンド」は、豪ドル建ての公社債を中心に投資し、ポートフォリオ全体の平均格付けをAAマイナス格以上に維持する。債券価格の上昇(金利は低下)と円安・豪ドル高傾向の継続が高パフォーマンスにつながった。
(モーニングスター社)http://www.morningstar.co.jp
| 順位 | ファンド名 | 投信会社 | トータルリターン(%) | 総合レーティング | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 6カ月 | 1年 | 3年年率 | ||||
| 1 | グローバル・コモディティ・オープン(毎月) | 野村 | 29.67 | 49.82 | ― | ― |
| 2 | 住信 コモディティ・オープン | 住信 | 24.84 | 35.90 | ― | ― |
| 3 | ダイワ・コモディティインデックス・ファンド | 大和 | 23.36 | 35.21 | 19.87 | ★★★★★ |
| 4 | 野村 コモディティ投信(DJ−AIG商品指数) | 野村 | 19.97 | 25.26 | ― | ― |
| 5 | ニッセイ コモディティファンド | ニッセイ | 18.09 | 27.61 | ― | ― |
| 6 | AIG コモディティファンド | AIG | 17.78 | 21.79 | ― | ― |
| 7 | AIG コモディティファンド<1年決算型> | AIG | 17.44 | 21.20 | ― | ― |
| 8 | (SMBC FW) コモディティ | 大和住銀 | 16.64 | 19.62 | ― | ― |
| 9 | (野村ブル・ベアS3) 米国ベア3 | 野村 | 15.10 | 14.53 | -3.76 | ― |
| 10 | (日本トレンドS) リバース・トレンド | 日興 | 11.52 | 33.85 | -4.26 | ― |
| 11 | ダイワ/ブラックロック 資源エネルギーF | 大和 | 10.92 | 23.17 | ― | ― |
| 12 | (野村ブル・ベアS3) 円高ドル安トレンド3 | 野村 | 8.86 | 20.12 | -8.99 | ― |
| 13 | アクサ・ローゼンバーグ 日本株式LSファンド | アクサ | 8.22 | -0.09 | ― | ― |
| 14 | 豪ドル毎月分配型ファンド | 三菱UFJ | 5.18 | 2.70 | 11.26 | ★★★★ |
| 15 | UBS オーストラリア債券(毎月分配型) | UBS | 5.12 | 2.13 | 9.81 | ★★★★ |
| 16 | 三菱UFJ 豪ドル債券インカム | 三菱UFJ | 4.87 | 1.71 | 10.17 | ★★★★ |
| 17 | 短期豪ドル債オープン(毎月分配型) | 大和住銀 | 4.81 | 2.63 | 11.82 | ★★★★ |
| 18 | GS 米国株式マーケット・ニュートラル・F | ゴールドマン | 4.80 | -6.53 | -3.38 | ― |
| 19 | グローバル債券マーケットニュートラル | HSBC | 4.66 | -2.51 | 0.13 | ― |
| 20 | 三菱UFJ オーストラリアボンド(毎月分配型) | 三菱UFJ | 4.65 | 1.06 | 9.22 | ★★★ |