今回は、モーニングスターが評価対象としている追加型の株式投資信託2594本のうち、純資産額が10億円以上のファンドを対象として、7月末までの過去6カ月間におけるトータルリターンのランキングを見た。
この間の東京株式市場は、3月にかけて下落した後、いったんは反発した。ただその後は世界的なインフレ懸念などから、再度調整する展開となった。同期間のTOPIXは3.17%下落した。
このような環境の中、7月末までのトータルリターンのランキングでは、トップ20位中5本をゲノム・バイオ関連型が、4本をコモディティ関連型が、7本を豪州債券型が占めた。
2位の「ワールド・ゲノムテクノロジーBコース」と3位の「ワールド・ゲノムテクノロジーAコース」は、ともに世界のバイオテクノロジー関連企業に投資する。前者は為替ヘッジが「なし」、後者は「あり」となっており、両者はスイッチングが可能だ。
6位には「ダイワ・コモディティインデックス・ファンド」がランクイン。ロジャーズ国際コモディティ指数(円換算)におおむね連動した投資成果を目指している。同指数は原油、小麦など36品目に分散投資されている点に特徴がある。
13位にランクインした「UBS オーストラリア債券(毎月分配型)」は、豪ドル建ての国債、州政府債などに分散投資をし、組み入れ債券の平均格付けをAAマイナス格以上に維持する。原則として毎月17日に分配が行われる。
(モーニングスター社)http://www.morningstar.co.jp
| 順位 | ファンド名 | 投信会社 | トータルリターン(%) | 総合レーティング | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 6カ月 | 1年 | 3年年率 | ||||
| 1 | グローバル・コモディティ・オープン(毎月) | 野村 | 26.08 | 34.74 | ― | ― |
| 2 | ワールド・ゲノムテクノロジーBコース | 野村 | 18.87 | 12.52 | 14.70 | ★★★★★ |
| 3 | ワールド・ゲノムテクノロジーAコース | 野村 | 15.97 | 18.68 | 11.38 | ★★★★★ |
| 4 | グローバル・バイオテクノロジー・ファンドB | 大和住銀 | 15.80 | 3.67 | 8.66 | ★★★★★ |
| 5 | ピクテ・バイオテック・ファンド | ピクテ | 15.13 | 16.65 | 9.95 | ★★★★★ |
| 6 | ダイワ・コモディティインデックス・ファンド | 大和 | 14.98 | 22.11 | 15.45 | ★★★★★ |
| 7 | ニッセイ コモディティファンド | ニッセイ | 13.67 | 16.59 | ― | ― |
| 8 | グローバル・バイオテクノロジー・ファンドA | 大和住銀 | 11.88 | 8.39 | 4.95 | ★★★★ |
| 9 | 豪ドル毎月分配型ファンド | 三菱UFJ | 11.79 | 5.65 | 11.11 | ★★★★ |
| 10 | ベアリング 新興国債券ファンド(毎月) | ベアリング | 11.26 | 6.09 | ― | ― |
| 11 | フィデリティ・レバレッジド・カンパニーB | フィデリティ | 11.25 | -10.38 | ― | ― |
| 12 | 三菱UFJ 豪ドル債券インカム | 三菱UFJ | 11.21 | 4.91 | 10.16 | ★★★★ |
| 13 | UBS オーストラリア債券(毎月分配型) | UBS | 11.19 | 5.20 | 9.91 | ★★★★ |
| 14 | HSBC ブラジルオープン | HSBC | 11.16 | -7.19 | ― | ― |
| 15 | グローバル・ボンド・ニューマーケット(毎月) | 三菱UFJ | 11.15 | 5.76 | ― | ― |
| 16 | 短期豪ドル債オープン(毎月分配型) | 大和住銀 | 11.13 | 5.06 | 11.43 | ★★★★ |
| 17 | オーストラリアインカムオープン | 三菱UFJ | 10.82 | 4.17 | 9.69 | ★★★★ |
| 18 | 野村 コモディティ投信(DJ−AIG商品指数) | 野村 | 10.77 | 14.18 | ― | ― |
| 19 | 三菱UFJ オーストラリアボンド(毎月分配型) | 三菱UFJ | 10.57 | 4.24 | 9.33 | ★★★ |
| 20 | みずほ豪ドル債券ファンド | みずほ | 10.46 | 3.59 | 8.97 | ★★★ |