【広州=奈良部健】世界一の自動車市場、中国でスポーツ用多目的車(SUV)が人気だ。購買層の中心は「80後(パーリンホウ)」と呼ばれる1980年以降に生まれた若者たち。裕福な一人っ子が多い。日系自動車メーカーは新型車を販売回復の糸口にしたい考えだ。
22日開幕した広州モーターショーの主役は、SUVだ。三菱自動車は、11月から現地生産を始めた新型SUV「ASX」を披露した。12月から販売を始める。合弁会社の広汽三菱汽車の辰巳大助社長は「SUV市場の伸びはこれからも止まらない」と話す。
マツダは来年、現地発売する3列シートの大型SUV「CX―9」をショーの目玉にすえた。トヨタ自動車も、セダンをベースにSUVの特徴も備えた新車「ヴェンザ」を初公開した。