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2012年4月10日23時43分
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インボイス方式、なぜ敬遠されるの?〈教えて!消費税〉

図:日本の請求書保存と海外のインボイスとの違い拡大日本の請求書保存と海外のインボイスとの違い

 消費増税した場合、収入が少ない低所得者の負担を軽くするため、食料品などの生活必需品の税率を低くする「軽減税率」が注目される。その時に必要なのが「インボイス(invoice)」だ。貨物の送り状や商品の明細書を意味する。

 消費税は消費者が払っているが、商品になるまでにかかわった業者も払っている。材料の仕入れから加工、流通などをした際に消費税がそれぞれかかっている。

 イギリスやフランスなどの欧州各国では、モノやサービスの代金を請求する「明細書(インボイス)」に、税抜き価格と消費税を記すことが義務づけられている。税率や税額などを記してあるため、業者はインボイスによって売り上げと消費税がはっきりわかる。インボイスをみれば、納めるべき消費税が一目瞭然になるのだ。

 欧州では「軽減税率」を採用している国が多い。インボイスならば、商品ごとに税額や税率が記されているため、税を徴収する政府もどれだけ消費税がかかったかが把握できる。

 一方、日本では業者が請求書を保存し、そこから消費税を計算して納めている。だが、日本の請求書には消費税額を記す義務はない。消費税がいくらになるかは業者の自己申告だ。

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