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米経済、2010年に第2のリセッション到来の恐れ=CBリポート

2009年4月2日11時45分

 [ニューヨーク 1日 ロイター] 米大手民間調査機関コンファレンス・ボード(CB)は1日に公表したリポートで、米経済は年内にプラス成長に転じる見通しだが、金融緩和やドル安によってインフレ期待が高まった場合、2010年に第2のリセッション(景気後退)に陥る恐れがあるとの見方を示した。

 CBは、米政府の大規模な景気刺激策や連邦準備理事会(FRB)の政策措置が今年第4・四半期に米経済の回復につながると予測する一方で、景気支援を目的としたFRBの利下げや国債買い入れが望ましくない結果をもたらす可能性もあると警告。

 CBのバイスプレジデント兼チーフエコノミスト、バート・ヴァン・アーク氏は「米経済が過剰な速さで回復した場合、2010年に第2のリセッションが到来する恐れがある」とし、「(急速な回復は)インフレ再燃の観測につながる可能性があり、そうなれば、景気回復への道と構図をめぐる不透明感が強まることになる」と指摘。

 ドル安と金融緩和を背景に商品価格が上昇すれば、米経済は1980年と82年のように「2番底」に陥る可能性があるとの見方を示した。

 ただ、デフレリスクが大きいことや、米政府の景気刺激策が景気後退や失業者の増加に歯止めをかける見通しであることを踏まえると、このシナリオが実際に起こる可能性は低いとした。

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