現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. ビジネス・経済
  4. ロイターニュース
  5. 記事

NY株大幅高、S&Pは200日移動平均線を上抜け

2010年6月16日7時25分

 [ニューヨーク 15日 ロイター] 15日の米株式相場は大幅高。主要株価指数は軒並み2%を超える値上がりとなった。S&P500は約1カ月ぶりに200日移動平均線を上抜け、市場では最近の下落基調も終了間近との声が聞かれた。

 スペイン、ベルギー、アイルランドの国債入札が好調な結果となったことを受け、欧州債務危機をめぐる懸念が幾分和らいだ。ユーロは対ドルで上昇し、商品価格を押し上げた。

 スタイフェル・ニコラウス・キャピタル・マーケッツの米国株式トレーディング部門マネジングディレクター、トム・シュレーダー氏は「信頼が回復している。ユーロの価格動向にそれが明らかに表れている。リスク資産への回帰に向かっているトレンドが確かにある」と指摘した。

 ダウ工業株30種は213.88ドル(2.10%)高の1万0404.77ドル。

 ナスダック総合指数は61.92ポイント(2.76%)高の2305.88。

 S&P総合500種は25.60ポイント(2.35%)高の1115.23。

 台湾の半導体製造大手2社がそろって世界需要が拡大するとの見通しを示したことを受け、半導体関連株が相場の上げを主導した。インテルは2.8%高。フィラデルフィア半導体株指数は5.5%高。

 世界経済の成長に関連の深い銘柄も大きく値を上げた。機械大手キャタピラーは4%急伸。欧州へのエクスポージャーの大きい航空機大手ボーイングなどの国際企業もユーロ高を背景に上昇。ボーイングは4.1%高となり、ダウの上げを主導した。

 15日に新規上場したシカゴ・オプション取引所(CBOE)を運営するCBOEホールディングスは一時16.4%急伸し、株式市場の堅調さを示した。同社はIPOで3億3900万ドルを調達。年初来で最大規模のIPOとなった。同社は、公開価格の29ドルを12%上回る32.49ドルで終了した。

 業界幹部が議会公聴会で厳しく非難されるなか、売り込まれていたエネルギー関連株も底値に達した可能性があるとの見方から買われた。S&Pエネルギー株指数は2.7%上昇。英石油大手BPの米国預託証券(ADR)は2.4%高。油田サービスのハリバートンは6%上伸。キャメロン・インターナショナルも4.4%上昇した。

                   (カッコ内は前営業日比)

ダウ工業株30種(ドル)

     終値         10404.77(+213.88)

   前営業日終値    10190.89(‐ 20.18)

ナスダック総合

     終値         2305.88(+61.92)

   前営業日終値    2243.96(+ 0.36)

S&P総合500種

     終値         1115.23(+25.60)

   前営業日終値    1089.63(‐ 1.97)

ロイタージャパン ロゴ
ロイタージャパン

PR情報
検索フォーム


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内 事業・サービス紹介