[上海 30日 ロイター] 中国政府は、自動車部品メーカーの万向集団による経営破たんした米リチウムイオン電池メーカー、A123システムズ
ただ、方向集団がA123システムズを買収できるかどうかは、12月に行われる同社売却入札の結果と米政府承認が得られるかどうかによる。
A123システムズは10月に連邦破産法11条の適用を申請した際に電池部門を米自動車部品メーカー、ジョンソン・コントロールズに1億2500万ドルで売却する計画だった。その後方向集団が買収を提案し、12月の入札が決まった。入札には、ジョンソン・コントロールズと万向集団が参加する意向を示している。
中国企業による海外での買収案件では、中国国家発展改革委員会(NDRC)の承認が必要になるが、NDRCは30日、ウェブサイトに掲載した声明で、方向集団がA123システムズの売却入札に参加することを承認したと発表した。
また、米政府は、A123システムズがエネルギー省から2億4900万ドルの助成金を受け取っていたことから、政府の同意なしには同社は身売りできないとの見解を示している。
米上院の共和党のジョン・スーン議員とチャック・グラスリー議員は、方向集団によるA123システムズ買収計画について、軍事技術や公的資金に支えられている技術が外資にわたることへの懸念を表明している。