[マドリード 30日 ロイター] スペイン銀行(中央銀行)は30日、9月に310億ユーロの資本が流入したと発表した。8月は118億ユーロの資本流出だった。
資本流入は海外投資家のスペイン経済に対する信頼回復を映した動きで、シティグループのエコノミスト、ホセ・ルイス・マルティネス氏は「欧州中央銀行(ECB)の新たな国債買い入れプログラムの効果とみることができる。リスクプレミアムの低下で既に明白なように、国債買い入れ計画は市場で非常に好意的に受け止められている」と指摘した。
30日のスペイン10年債と独連邦債10年物の利回りスプレッドは399ベーシスポイントで、今年の最高水準から大きく縮小している。
資本流出入のデータに中銀のオペは含まれていない。
9月の経常収支は3億7000万ユーロの赤字。8月は12億4000万ユーロの黒字だった。