[ビクトリア(加ブリティッシュコロンビア州) 30日 ロイター] カナダのフレアティ財務相は30日、連邦政府は保有する米ゼネラル・モーターズ(GM)
フレアティ財務相は記者団に対し「国民の利益に沿っていると思われないため、現段階では(GM)株を放出する意向はない」と言明した。
オンタリオ州財務相のビタンスキー報道官も、州政府は納税者が最高のリターンを得られるよう適切な時期、環境下で賢明な方法でGM株式を売却すると説明した。
これに先立ち、連邦政府とオンタリオ州政府はGM株を売却する時が来たとするダンカン・オンタリオ州財務相の発言を30日付の国内紙グローバル・アンド・メールが報じていた。
カナダ連邦・オンタリオ州政府は2009年にGMを救済するため同社の株式を購入。両政府の出資比率は合計9%で、普通株約1億4000万株、優先株1610万株を保有している。9月末時点の時価は35億カナダドル。
両政府は救済資金として108億カナダドル(108億9000万ドル)を投じた。
グローバル・アンド・メールは、ダンカン財務相が「株式の放出は早いほど良い」と発言したと報じたほか、財政赤字削減に努める両政府は、株式売却で財政を速やかに補強できるとの見方を示していた。