野菜などの高騰が続き、気軽に買えなくなってしまったと嘆く主婦の方が増えているような気がします。
そんな人たちにチェックしておいてほしいのが、野菜などの直売所。通常の野菜は、生産者から複雑な流通を経て届くので、そのぶん、コストが高くなっていますが、直売所の野菜は、農家からダイレクトに来る分、安くなっています。
たとえば、スーパーで大根が100円で売られているとします。でも、この大根が生産者の手を離れる時には、1本30円くらいが相場です。そこから、さまざまな流通経路をたどってスーパーの店頭に並ぶ時には100円になるのですが、だとしたら、この中間を省けば、農家としては60円で大根を売っても、倍の値段で売れることになります。しかも、消費者はスーパーよりもずっと安く買えることになります。
実際は直売場で売る場合でも、場所代を払わなくてはなりませんが、それを払っても、70円とか80円の値段で売れれば、農家にとっても消費者にとってもおトクになるわけです。
農林水産省の調べでは、現在、産地直売所というのは、全国で1万4000カ所くらいあるようです。これは、土日営業や季節営業のものも含めた数字ですが、田舎に行くとよく見かける無人の直売所とは入っていないようです。
直売所がどこにあるかという情報については、グリーン・ツーリズム(http://www.ohrai.jp/gt/)というサイトに出ています。農産物直売所というところをクリックし、地域や都道府県、目的などを絞って検索すると出てきます。
ドライブで、ちょっと遠出するというような人は、あらかじめチェックしておいて、帰りに安い産直の野菜を買ってくるといいのではないでしょうか。ただし、安いからと買いすぎて、腐らせたりしないように。
葉もの野菜は、一度ゆでておくと、冷凍保存しても失敗が少なくなりますよ。

1954年長野県生まれ。経済ジャーナリストとして幅広く活躍。デフレを見越し、借金を減らし投資を控える「資産防衛」を一貫して提唱。現在、テレビ・雑誌・新聞などを通じて不況時の生活防衛策や、保険、金融、住宅問題など実戦的な提案を発信している。著書に「荻原博子の家計まるわかり読本」(学習研究社)「生命保険は掛け捨てにしなさい!」(ダイヤモンド社)など多数。監修した「ボクたちの値段」(講談社)も好評発売中。