年末ジャンボ宝くじが発売されました。不景気な時には宝くじが売れるといいますが、今年は、宝くじ300円(一枚)で夢を見るよりも、現実の300円を大切にしようと言う人が増えているせいか、売れ行きは悪いようです。
そういう人は、自分で買わなくても、宝くじをくれる預金があります。地銀などがやっている宝くじ付き定期預金です。
たとえば、スルガ銀行のドリームダイレクト支店では、100万円を3年定期で預けると、3年間で合計30枚の宝くじが送られてきます。この中から、すでに2億円、1億円、前後賞5000万円などが出ています。懸賞金付きの個人向け国債なども売り出されています。
もちろん、当たらなくても通常の定期預金としてそれなりの金利が付きますから、もしかしたらノーリスク・ハイリターンを狙えるかも。
それでも、ジャンボ宝くじではあたる確率が低すぎるというなら、比較的当たりやすいのが、信用金庫や地方銀行などで扱っている懸賞金付きの定期預金。
たとえば、城南信用金庫の「スーパードリーム」定期預金は、1年定期で一口10万円から預け入れできます。抽選で賞品が当たりますが、特賞の「ドリーム大賞」は最高100万円が180本。1等は10万円で900本。2等1万円は4500本で、残念賞のコシヒカリ新米5キロも含めると、総額8億7300万円の賞金が。
シルバー世代向けには、新たに年金振り込み口座を指定し、残金が50万円以上あれば、観劇やコメがあたる抽選もやっています。
ちなみに、宝くじの場合には、税金は非課税ですから当たった額がまるまる手取りになりますが、懸賞金は当たった金額に対して2割課税されます。
競馬、競輪、競艇などギャンブルでもうけたお金は、50万円までは非課税ですが、50万円を超えたぶんについて課税されます。これは、会社から勤続年数が長いなどで金品を受ける時も同じです。

1954年長野県生まれ。経済ジャーナリストとして幅広く活躍。デフレを見越し、借金を減らし投資を控える「資産防衛」を一貫して提唱。現在、テレビ・雑誌・新聞などを通じて不況時の生活防衛策や、保険、金融、住宅問題など実戦的な提案を発信している。著書に「荻原博子の家計まるわかり読本」(学習研究社)「生命保険は掛け捨てにしなさい!」(ダイヤモンド社)など多数。監修した「ボクたちの値段」(講談社)も好評発売中。