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イザという時に、ポイントはどうなるの?

2009年1月28日

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 ビックカメラが有価証券報告書の虚偽記載を指摘され、東京証券取引所が16日、監理銘柄に指定したことで、「せっかくためた私のポイント、どうなるの?」という問い合わせを、多くの方からいただきました。

 ビックカメラの件については、現在、調査中ということで、最悪だと上場廃止もありえますが、ただ、たとえ上場廃止になったとしても店が存続しているうちは、そのままためたポイントは行使できますから、問題ありません。

 覚えておいたほうがいいのは、一般的に、ポイントやマイレージのようなものを発行している企業が破綻(はたん)した場合。ポイントやマイレージには、預金などと違って一定額が守られるというような法的な裏付けがありません。あくまで、商品を買った時のオマケとしての位置づけなので、そのまま使えなくなるというケースが多くなると思います。念のために、取り扱いを明記した約款などを読んでおくといいですが、こうしたものを出していない企業もあります。会社によっては、ポイントで消費者に還元するために引当金を積んでいるところもありますが、これは、あらかじめお金を預ける預託金とはちがうので、必ずしもポイントの保全にはなりません。

 現在、発行されているポイントは8000億円ほど。経済産業省も、ガイドラインなどの整備を急いでいます。

 では、デパートの友の会の積み立てなどは、デパートが破綻したらどうなるのでしょう。

 デパートの友の会積み立てについては、半分以上の供託金を積むことが義務づけられているので、デパートが破綻しても、最低でも払ったお金の半分は戻ってきます。

 互助会なども、1000万円以上のお金を集めているところは許可制で供託金も積んでいるので、全額ではありませんが、ある程度まで戻ってくる可能性があります。

 純金積立の場合には、買って積み立てている金を別保管しているところがほとんどなので、イザという時も戻ってくると思いますが、購入時に念のために確認しておく必要があるでしょう。

プロフィール

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荻原 博子(おぎわら・ひろこ)

1954年長野県生まれ。経済ジャーナリストとして幅広く活躍。デフレを見越し、借金を減らし投資を控える「資産防衛」を一貫して提唱。現在、テレビ・雑誌・新聞などを通じて不況時の生活防衛策や、保険、金融、住宅問題など実戦的な提案を発信している。著書に「荻原博子の家計まるわかり読本」(学習研究社)「生命保険は掛け捨てにしなさい!」(ダイヤモンド社)など多数。監修した「ボクたちの値段」(講談社)も好評発売中。

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