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合格はうれしいけれど…学費は大丈夫?!

2009年2月4日

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 受験生を抱える親御さんは、希望校に合格すればうれしい半面、受かったら受かったで、教育資金の心配をしなくてはなりません。

 教育資金が足りない時には、独立行政法人日本学生支援機構(旧・育英会)の奨学金制度で借りるというのが一般的です。主に優秀な学生や経済事情がとくに苦しい学生を対象とする無利子の第一種奨学金と、普通の学力でも借りられる有利子の第二種奨学金があります。第二種奨学金の利率は、3%を上限としていて、09年1月現在、利率が全期間固定方式だと1.4%、5年ごとの利率見直し方式だと0.8%となっています。

 奨学金は、各学校に受けられる枠があって、年収の低い家庭を優先して貸しています。

 けれど、奨学金が借りられなかったり、借りられても奨学金だけでは足りなかったりというご家庭もあるでしょう。そうしたご家庭は、1人200万円まで借りられる国の教育ローンを検討しましょう。

 国の教育ローンは、学生・生徒1人につき200万円以内を、国が低利で融資してくれる制度です。収入の上限は、サラリーマン世帯だと子どもが1人なら790万円以下(事業所得者は595万円以下)、子どもが2人だと890万円以下(事業所得者は680万円以下)、3人だと990万円以下(770万円以下)となっています。

 融資対象となる学校は、高校、高等専門学校、大学、大学院、専修学校、各種学校で、予備校やデザイン学校なども対象になります。さらに、ケースによっては、留学なども対象となってきます。用途は、入学金、授業料、施設設備費だけでなく、アパートやマンションなどの敷金・家賃にも使えます。

 固定金利で、10年以内の融資。在学中は元金据え置きになるので、親が借りてあげて、学校を卒業してから個人に返済させることができます。

 金利は、一般貸し付けでも09年1月30日現在で2.45%。在学中は、元金を据え置きにすることができるので、とりあえず親が借りて、学校を卒業してから子どもに返済させるといいでしょう。

プロフィール

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荻原 博子(おぎわら・ひろこ)

1954年長野県生まれ。経済ジャーナリストとして幅広く活躍。デフレを見越し、借金を減らし投資を控える「資産防衛」を一貫して提唱。現在、テレビ・雑誌・新聞などを通じて不況時の生活防衛策や、保険、金融、住宅問題など実戦的な提案を発信している。著書に「荻原博子の家計まるわかり読本」(学習研究社)「生命保険は掛け捨てにしなさい!」(ダイヤモンド社)など多数。監修した「ボクたちの値段」(講談社)も好評発売中。

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