2009年11月12日11時51分
Tokyo, Nov 12, 2009 - (JCN Newswire) - 日立ソフト(TSE:9694)は、同社の提供するクラウドサービスSecureOnline(*1)上で動作する、サービス基盤技術(スケールアウト)を開発し、同社の社内業務システムを対象に運用を開始しました。
このたび、社内の14 業務システム(28 サーバ)を、P2V(*2)技術を用いてSecureOnline の仮想環境に移行し、11 月から本番運用を開始しました。その中で、時間帯や日程によって負荷状況の変化が激しいシステムにスケールアウト技術を適用しています。
スケールアウトとは、クラウドサービスの特徴である必要に応じたリソース変動を可能とする技術で、VM(仮想マシン)の追加・削除を動的に行うことで、システム全体のパフォーマンスを容易に向上させる技術です。今回、社内業務システムへの適用を想定し、無制限にスケールアウトするのではなく、事前にシステムがインストールされているVM の追加・削除を行う仕組みと、OSS(*3)のロードバランサ(*4)を操作するライブラリを開発しました。スケールアウトの制御は、スケールアウト開始時刻とVM利用台数を設定しておけば、VM を自動的に起動し、システムの起動を確認後に、ロードバランサに振り分け先を追加することで実現しています。また、スケールアウトの実行状況を監視するコンソールを用意しており、コンソールから即時にスケールアウト実行も可能です。
日立ソフトは、2007年1月から国内で最初のクラウドベンダーとして「SecureOnline 統制IT基盤提供サービス」を開始しました。その後、2008年11月に1ラックソリューション、2009年7月にプライベートクラウド環境を構築する出前クラウドを発表し、クラウドインテグレータとして技術開発を推進しています。
今回スケールアウト技術を適用したシステムは、勤務状況を各社員が登録するシステムで、出社時間登録のために、始業時にピークを迎えます。また、月間作業時間の入力・承認のために、月末にピークを迎えます。そこで、平常時は、始業前に6台にスケールアウトし、ピークが終了した後は2台にスケールダウンしてリソースを開放します。月末は、始業前から終業後まで6台に設定することで対応します。無駄なリソースを開放することで、他のシステムにリソースを割り当てることができ、リソースを効率良く利用することが可能になります。
日立ソフトでは、今後スケールアウトのサービスを提供するとともに、今後もクラウドサービスの拡大に向けての技術開発を積極的に推進していきます。
(*1) SecureOnline:必要なときに必要なだけIT 基盤を利用することができる、当社が提供するオンデマンド型のサービス
(*2) Physical to Virtual:物理サーバ環境を仮想サーバ環境に移行する技術
(*3) OSS:(Open Source Software)ソフトウェアの設計図にあたるソースコードを、無償で公開し、誰でもそのソフトウェアの改良、再配布が行なえるソフトウェア
(*4) ロードバランサ:外部ネットワークからの要求を一元的に受信し、同等の機能を持つ複数のサーバに要求を平均的に転送する装置 (各サーバに要求を分散して転送することで、各サーバが快適な応答速度を保つことを目的とする)
<製品紹介のホームページ>
http://hitachisoft.jp/products/so/index.html
尚、今回の技術検証内容については12 月8 日(火)~9 日(水)に開催されるSaaS World/Tokyo 2009で発表予定です。
<出展情報>
イベント名:SaaS World / Tokyo 2009
日程:2009年12月8日(火)~12月9日(水)
会場:グランドプリンスホテル赤坂
URL: http://www.idg.co.jp/expo/saas/
日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社
詳細は http://hitachisoft.jp/ をご覧ください。
Contact:
<本件に関するお問い合わせ先> 担当部署:@Sales24 ホームページ: http://sales24.hitachisoft.jp/ Tel:03-5479-8831 <報道機関からのお問い合わせ先> 担当部署:CSR 本部 広報・宣伝部 広報IR グループ 担当:柴田、竹橋 Tel:03-5479-5013 Fax:03-5780-6455 E-mail:press@hitachisoft.jp
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