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 [バンコク 30日 ロイター] - 週明け30日の東南アジア株式市場では、バンコク市場が上伸し、9カ月ぶりの高値を付けた。前向きなタイ経済見通しがリスク資産の買い意欲を押し上げ、四半期ベースでは1年超ぶりの大幅上昇となった。7月に大統領選を控えるジャカルタ市場は、四半期ベースで前の期から伸びが鈍化した。

 タイ中央銀行は30日、同国が4━6月期に景気後退(リセッション)入りを回避するとの見通しを示し、5月の製造と消費は「回復の兆しを見せ始めた」と強調した。

 タイ石油会社(PTT)<PTT.BK>やバンコク銀行<BBL.BK>など、大型株のエネルギー株や銀行株に活発な買いが入った。前向きな経済見通しが収益見通しを支援した。

 海外投資家は2営業日連続で買い越し。トムソン・ロイターのデータによると、この日は24億バーツ(7400万ドル)を買い越した。

 SET指数<.SETI>は0.17%高の1485.75で終了。4━6月期を約8%高で終えた。

 ジャカルタ市場の総合株価指数<.JKSE>は、0.69%上昇し、約2週間ぶりの高値の4878.58で引けた。国営ラクヤット・インドネシア銀行(BRI)<BBRI.JK>や国営通信テルコム<TLKM.JK>などが活発に取引された。

 総合株価指数は4━6月期は2.3%高と、1━3月期の11.6%高から鈍化。ダナレクサ証券はリポートで、7月の大統領選をめぐる不透明感から投資家らの多くが様子見を続けていることを指摘した。

 マニラ市場の主要株価指数PSEi<.PSI>は0.03%高の6844.31で終了、四半期ベースでは6.5%高。クアラルンプール市場の総合株価指数<.KLSE>は0.09%高の1882.71、四半期ベースでは1.8%高。シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI)<.FTSTI>は0.47%安の3255.67で、四半期ベースでは2.1%高。

 一方、ホーチミン市場のVN指数<.VNI>は0.12%安の578.13、四半期ベースでは2.3%安と4四半期ぶりのマイナスだった。