写真・図版 4月1日、HSBC/マークイットが発表した3月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は49.6だった。写真は、中国・大連の自動車工場、2014年10月撮影(2015年 ロイター)

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 [上海 1日 ロイター] - HSBC/マークイットが発表した3月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は49.6だった。

 速報値の49.2から小幅に上方修正されたものの、景況改善と悪化の節目である50を下回り、2月(50.7)からは大幅に悪化した。政府の刺激策にもかかわらず、景気は回復をみせていない。

 マークイットのエコノミスト、アナベル・フィデス氏は「市場環境が悪化する中で国内外の需要は低迷しており、生産を下押ししていることが示された。その一方、企業の人員削減で製造業の雇用はいちだんと縮小しており、そのペースは昨年夏以来の速さとなっている」との見方を示した。

 中国政府は最近、緩和策をさらに拡大している。昨年11月後半以来2回の利下げを実施し、預金準備率(RRR)も引き下げた。だが、経済が大幅に悪化することを防ぐのが政府の目的であり、積極的な景気刺激策には後ろ向きだとみられている。