写真・図版 4月27日、ドイツ銀行は投資銀行業務とリテール(小口金融)の縮小を発表した。ロンドンで2013年12月撮影(2015年 ロイター/Luke MacGregor)

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 [フランクフルト 27日 ロイター] - ドイツ銀行<DBKGn.DE>は27日、投資銀行業務とリテール(小口金融)の縮小を発表した。これに伴い特別費用37億ユーロを計上するが、計画が完了すると35億ユーロの経費削減目標を達成するとしている。投資銀行部門の資産は約2000億ユーロ圧縮する。

 同行は、金融危機後コストが重くなっても、あらゆる金融サービスを手掛ける「ユニバーサルバンク」を維持してきたが、投資家からは、UBS<UBSN.VX>やクレディスイス<CSGN.VX>にならって不採算部門を切り離すなどの戦略見直しを求める声が出ていた。

 ドイツ銀が26日発表した第1・四半期決算は、法務費用の計上を受け、純利益が半減した。

 27日朝方のフランクフルト株式市場でドイツ銀行株は3%超下落している。

 投資銀行部門では、レポ・スワップ取引を縮小し、株式や新興市場国債券など他のトレーディング分野にレバレッジを活用して最大700億ユーロを振り向ける。

 リテールについては、現在約730カ所あるグループ内の拠点を200カ所減らす方針。 

 一方、資産運用・ウエルスマネジメント部門は、2020年まで年間最大10%拡大させる計画。主要市場でリレーションシップマネジャーを15%増やす。

 グループのレバレッジレシオは第1・四半期末の3.4%から少なくとも5%に引き上げる。3─5年以内に配当性向50%を目指す。

 インドと中国への投資は強化するが、海外拠点は70から63前後に削減する方針。

 *詳細を追加します。