写真・図版 2月6日、米国株式市場はこのところの下落と企業利益の伸びに対する楽観的な見方からS&P総合500種の予想PER(株価収益率)は1年超ぶりの低水準となっている。ニューヨークのウォール街にあるニューヨーク証券取引所(2018年 ロイター/Brendan McDermid)

[PR]

 [サンフランシスコ 6日 ロイター] - 米国株式市場はこのところの下落と企業利益の伸びに対する楽観的な見方からS&P総合500種<.SPX>の予想PER(株価収益率)は1年超ぶりの低水準となっている。

 ハバフォード・トラストのハンク・スミス最高投資責任者(CIO)はS&P総合500種について、この3営業日で4.5%値を下げているものの、12%上昇して2018年を終えると予想。「ファンダメンタルズは力強い。国内総生産(GDP)伸び率は国内外で加速している。企業利益の伸びも国内外で加速している」と語った。

 トムソン・ロイター・エスティメーツによると、5日までの2営業日にわたる大幅安を受け、S&P総合500種の向こう1年の予想PERは16.9倍と、16年11月以来の低水準となった。

 2日に米株の下落が始まる前には、S&P総合500種の予想PERは18.2倍で、10年平均の14.5倍からみて割高となっていた。昨年12月に予想PERは18.9倍にまで達していたが、この後にアナリストは企業の利益見通しを引き上げ始めた。同月に法人税減税が米議会を通過したほか、世界経済の改善が背景となっている。

 アナリストはS&P総合500種指数採用企業の18年の1株利益が18.4%増えると予想。1月初め時点では12%増と予想していた。