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 [ニューデリー 7日 ロイター] - トヨタ自動車<7203.T>のインド部門は、同国向けモデルに海外仕様を導入する方針を明らかにした。同国の自動車市場は世界第5位の規模であり、購入者の憧れる嗜好を取り入れることで販売促進を目指す。

 トヨタは過去20年間、インドに特化した自動車を生産してきたが、同国では8000ドル以下の自動車に需要が集まっており、マルチ・スズキ・インディア<MRTI.NS>、韓国の現代自動車<005380.KS>に追随できていない。2社は合計で売上全体の約3分の2を占めている。

 トヨタは高級車に注目し、米フォード・モーター<F.N>、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)<FCHA.MI>の「ジープ」ブランド、仏ルノー<RENA.PA>などと同様、スポーツ多目的車(SUV)などに関心のある裕福な中間層をターゲットとする。

 インド現地法人であるトヨタ・キルロスカ・モーターの立花昭人社長は、同国の自動車ショーを前にロイターの取材に応じた。社長は「顧客や政府規制の変化に対応する必要がある」と述べ、「当社はインドで小さな成功を収めたが、まだ十分ではない」と話した。

 同国でのトヨタのシェアは5%前後で推移している。