写真・図版 6月28日、米テスラのセダン車「モデル3」の生産が、目標達成に追いついていないもようだ。写真はテスラのロゴ、ニューヨークで昨年12月撮影(2018年 ロイター/Brendan McDermid)

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 [サンフランシスコ 28日 ロイター] - 米テスラ<TSLA.O>のセダン車「モデル3」の生産が、目標達成に追いついていないもようだ。組立工場のライン作業員ら3人が今週、ロイターに明かした。

 作業員の1人によれば、27日最初の12時間シフトで、組み立てや塗装を行えるのは210台。別の作業員は、25日の1シフトで、305台を生産した。1シフト当たりの組み立て台数は、工場内のライン作業員向けに示されている。

 作業員2人によると、今週は毎日2交代(1シフト12時間)で生産している。仮に全14シフトで300台のペースなら、週間で4200台にとどまる計算だ。

 イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は今月の年次株主総会で、生産台数を月末までに週間5000台に引き上げる目標の達成は「可能性がかなり大きい」と語っている。マスク氏によると、当時は週3500台のペースだったという。

 作業員の1人は「塗装行程が現時点で数量をさばききれない。通常の『モデルS』『モデルX』に加え、今度はモデル3への対応に追われているからだ」と話す。

 バッテリー生産拠点の従業員は「基本的に長時間耐久レースの様相だ」と漏らす。

 生産拠点の監督者らは27日、土曜出勤を全員に求めたもようだ。

 テスラは、生産台数や従業員の問題報告についてコメントを控えた。