写真・図版 8月6日、午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場の午後5時時点とほぼ変わらずの111円前半。週明けの主要通貨は全般小動きだった。写真は昨年6月撮影(2018年 ロイター/Dado Ruvic)

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 [東京 6日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場の午後5時時点とほぼ変わらずの111円前半。週明けの主要通貨は全般小動きだった。

 日中のドルは111.16円から111.37円まで小幅に上昇した程度で、目立った値動きはなかった。「日米通商協議を週後半に控え全般に動きが鈍っている。投機筋は先週半ばからの円買いの流れに乗り、円ショートを若干巻きもどしている」(FX会社)という。

 ユーロ/ドルも1.15ドル半ばの狭いレンジ内でもみあいが続いた。

 中国市場の変動が小幅だったことも、主要通貨の動きが鈍る一因となった。上海総合指数<.SSEC>は0.7%程度の下げにとどまり、人民元は6.80元台へ小幅反発した。

 中国は3日夜、人民元の為替フォワード取引の準備金引き上げや、600億ドルの米国製品に追加関税を課す方針などを相次ぎ発表。市場ではきょうの中国市場の反応に関心を寄せる声が多かった。

 中国市場の反応が限られた一因とされるのは、カドロー米国家経済会議(NEC)委員長の発言。米中政府がここ数日「高級レベルで対話」していると述べ、交渉が継続中であることを明らかにした。

 この交渉の行方は「相場に直接大きな影響を与え、市場心理そのものも一変させかねない」(外銀)と強い関心が集まっている。

 <米雇用統計下振れ、9月利上げ予想は不変>

 3日に発表された7月米雇用統計は、非農業部門雇用者数の伸びが15万7000人と予想外の弱さだった。失業率は3.9%、賃金の伸びは前年比2.7%と予想通りだった。

 発表直後の外為市場はドル売りで反応、ドルは雇用統計前につけた高値111.63円から111.40円付近まで下落した。

 しかし、市場では「9月の利上げが既定路線であることには変わりはない」(外国証券)との意見が出ていた。

 ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

 午後3時現在 111.31/33 1.1557/61 128.65/69

 午前9時現在 111.22/24 1.1559/63 128.59/63

 NY午後5時 111.25/28 1.1567/68 128.70/74

 

 (為替マーケットチーム)