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 [北京 13日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)のデータによると、7月の新規人民元建て融資は1兆4500億元(2106億9000万ドル)でアナリスト予想(1兆2000億元)を上回った。

 6月の1兆8400億元から大幅に減少したものの、前年同月実績は上回った。

 7月の新規人民元建て融資データは13日、これより先に中国銀行保険監督管理委員会(CBIRC)が公表していた。

 7月末時点の人民元建て融資残高は前年比13.2%増加。アナリスト予想(12.8%増)を上回る増加率となった。6月は12.7%増だった。

 住宅ローンが大半を占める家計向け融資は6344億元で6月の7073億元から減少。新規融資全体に占める割合は43.8%。6月は38.4%だった。

 企業向け融資は6501億元で6月の9819億元から減少した。

 銀行融資は6月に膨らみ、7月は減少する傾向がある。

 7月のマネーサプライM2伸び率は前年比8.5%増でアナリスト予想(8.2%増)を上回り、過去5カ月で最大の伸び率となった。6月は8.0%増で過去最低の伸びだった。

 7月の社会融資総量は1兆0400億元(1511億1000万ドル)で6月(1兆1800億元)から減少した。

 社会融資総量は、通常の銀行貸出システム外のオフバランス融資を含み、シャドーバンキングの動きを示す目安とされている。

 7月末時点の社会融資総量残高は前年比10.3%増の187兆45000億元(27兆2400億ドル)だった。

 中国当局は、銀行システムへの資金供給を拡大し、経営の厳しい企業への融資をつなげようとしているが、債務不履行が増加する中、銀行が融資に慎重になっている兆候がみられる。