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 [ベルリン 10日 ロイター] - 市場調査グループのセンティックスが発表した12月のユーロ圏投資家センチメント指数はマイナス0.3と、2014年12月以来4年ぶりの低水準となった。

 貿易摩擦、イタリア予算案を巡る問題、英国の欧州連合(EU)離脱にする懸念が圧迫要因となった。

 前月はプラス8.8。4週連続の低下となった。アナリスト予想のプラス8.1を大幅に下回った。

 内訳では、現況指数が20.0で、前月の29.3から低下。期待指数はマイナス18.8で、前月のマイナス9.8から低下した。

 センティックスのマネジングディレクター、マンフレッド・ヒューブナー氏は「国際環境を見れば、事実上希望の光はない」とし、2008年の金融危機に先立つ時期を想起させると指摘。

 「欧州中央銀行(ECB)は国債買い入れの終了を準備しているが、経済はかなりのペースで鈍化しており、再び政治家や中銀に挑みかかっている」と述べた。

 「貿易摩擦、イタリア危機、フランスとベルギーの社会不安、英EU離脱。現在さまざまな方面で問題が生じている」としている。

 ドイツの投資家センチメント指数は7.2で、前月の15.6から低下。ヒューブナー氏は「息をのむような失速」であり、米国が自動車関税を導入する可能性や中国の乗用車販売低迷に対する懸念が一因だとの見方を示した。

 調査は今月6─8日に1076人の投資家を対象に実施した。