写真・図版 3月11日、米ボーイングのデニス・マレンバーグCEO(写真)は、昨年10月と今月に墜落事故を起こして多くの犠牲者を出した単通路旅客機737MAXについて、従業員宛て電子メールで安全性への自信を改めて表明した。アリゾナ州で昨年10月撮影(2019年 ロイター/Jonathan Ernst)

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 [シアトル 11日 ロイター] - 米ボーイング<BA.N>のデニス・マレンバーグ最高経営責任者(CEO)は11日、昨年10月と今月に墜落事故を起こして多くの犠牲者を出した単通路旅客機737MAXについて、従業員宛て電子メールで安全性への自信を改めて表明した。ロイターがメールの内容を確認した。

 昨年10月にインドネシアの格安航空会社ライオン・エアの737MAX8型機が墜落して189人が死亡。さらに今月10日、エチオピア航空の同型機の墜落により157人が亡くなっている。

 しかしマレンバーグ氏は「われわれは安全性を確信し、同機の設計や製造に携わる人々も信頼している。認証を経て就航してからMAXファミリーは何十万回もの飛行を無事に終えている」と強調した。

 一方で同氏は、ライオン・エア機の事故からわずか数カ月でエチオピア航空機の墜落が起きたことは「特に厳しい(状況だ)」と認めた。

 737MAXは、ボーイングで最も販売数が多い737シリーズの最新型だが、10日の事故を受けてエチオピアやインドネシア、中国の当局が国内航空各社に737MAXの運航停止を命じるなど波紋が広がっている。