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 [ロンドン 11日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)および英中銀による市場の利下げ予想が急低下した。英国の欧州連合(EU)離脱交渉打開に向けた期待感が域内経済見通しに対する懸念後退につながっている。

 10日には英国のジョンソン首相とアイルランドのバラッカー首相がチェシャー州のソーントンマナーで会談し、英国のEU離脱を巡り、合意に向けた道筋が見いだせるとの見解で一致。ポンド<GBP=D3>が幅広い通貨に対し上昇した。[nL3N26V3SB]

 英EU離脱を巡る楽観的な見方は市場全体に波及。短期金融市場では週初、英中銀が早ければ2020年上期に25ベーシスポイント(bp)の利下げを実施すると完全に織り込んでいたが、11日時点では20年末までの25bp利下げが完全に織り込まれていない状況だ。<BOEWATCH>

 またECBの利下げ確率も低下。12月のECB理事会で10bpの利下げが決定される確率は週初の約40%から20%に低下した。<ECBWATCH>