写真・図版英国の合意なき欧州連合(EU)離脱に伴う市場の混乱に対抗するため、ドイツが空売り規制などの緊急措置を用いる可能性があると、事情に詳しい関係者が明らかにした。ベルリンで8月撮影(2019年 ロイター/FABRIZIO BENSCH)

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 [フランクフルト 16日 ロイター] - 英国の合意なき欧州連合(EU)離脱(ハードブレグジット)に伴う市場の混乱に対抗するため、ドイツが空売り規制などの緊急措置を用いる可能性があると、事情に詳しい関係者が明らかにした。

 関係者によると、市場急落時に価格変動を抑制するため、ドイツのほか、オランダやイタリアの当局が空売りを制限する可能性があるという。

 またドイツ連邦金融サービス監督庁(Bafin)が一時的な空売り規制に向け、英EU離脱による経済低迷に特に脆弱な企業群を特定する公算が大きいとした。投資家は社債の空売りも可能だが、Bafinはまず株式に対する空売り規制を検討しているという。

 EUの法律の下では、各国当局には一時的な空売り規制などを導入する権限があり、EU傘下の欧州証券市場監督機構(ESMA)に通知する必要がある。Bafinは金融危機時に銀行などの株式に対し空売り制限を実施した。