写真・図版 10月16日、米財務省が16日発表した8月の対米証券投資統計によると、日本の米国債保有高が約440億ドル増加し、2013年7月以来の大幅な伸びを記録した。写真は首都ワシントンの財務省。2008年9月撮影(2019年 ロイター/Jim Bourg)

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 [ニューヨーク 16日 ロイター] - 米財務省が16日発表した8月の対米証券投資統計によると、日本の米国債保有高が約440億ドル増加し、2013年7月以来の大幅な伸びを記録した。

 日本の米国債保有高は1兆1740億ドルで、3カ月連続で中国を上回り、外国勢として米国債の最大の保有国となった。7月の保有高は1兆1300億ドルだった。

 日本国債の利回りがマイナスとなる中、プラス利回りを追求する動きが保有高急増の背景にある。

 2位だった中国の米国債保有高は1兆1030億ドルで、7月の1兆1100億ドルから減少、2017年4月以来の低水準となった。

 8月の海外投資家による米財務省証券投資は、305億0800万ドルの売り越しとなった。7月は109億5400万ドルの買い越しだった。

 米国債市場は8月に大幅上昇していた。

 BMOキャピタル・マーケッツの金利アナリスト、ベン・ジェフリー氏は「米国債の需要が明らかに国内の投資家からだったことを示している」と指摘した。

 8月の海外勢による米株式投資は、209億8700万ドルの売り越し。7月は242億0100万ドルの買い越しだった。6月も買い越しだったが、5月までは13カ月連続で売り越しが続いていた。