写真・図版 10月16日、世界銀行のマルパス総裁(写真)は、貿易や投資資金の流れの低迷を巡って不透明感が広がる中、2019年の世界の経済成長見通しを改めて下方修正する可能性が高いとの認識を明らかにした。6月11日、北京で代表撮影(2019年 ロイター/Nicolas Asfouri)

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 [ワシントン 16日 ロイター] - 世界銀行のマルパス総裁は16日、貿易や投資資金の流れの低迷を巡って不透明感が広がる中、2019年の世界の経済成長見通しを改めて下方修正する可能性が高いとの認識を明らかにした。ただ、米中両国に「貿易戦争」の解決を呼び掛けるまでには至らなかった。

 世銀は6月に従来の成長見通しを0.3%引き下げ、16年とほぼ同じ水準の2.6%とした。

 マルパス氏は世銀と国際通貨基金(IMF)の年次総会の開会にあたって記者団に対し、「目下のデータを考慮し、6月に下方修正した見通しを一段と引き下げる方向で検討する可能性が高い」と語った。 

 IMFは15日、貿易摩擦が主因で、世界経済の成長が金融危機(08─09年)以来の低水準に落ち込むとの新たな予想を発表した。