写真・図版10月16日、カナダ統計局が発表した9月の消費者物価指数(CPI)は、前年上昇率が1.9%と8月と同じだった。写真はトロントの金融街。2015年11月撮影(2019年 ロイター/Mark Blinch)

[PR]

 [オタワ 16日 ロイター] - カナダ統計局が16日発表した9月の消費者物価指数(CPI)は、前年上昇率が1.9%と8月と同じだった。9月のCPIは、総選挙の投開票が行われる21日より前に発表される最後の主要統計となった。

 ロイターがまとめたアナリスト予想は2.1%上昇。

 現在、与党・自由党の支持率が野党・保守党と拮抗。保守党は選挙戦で、生活費の抑制やモノ・サービスの手ごろな価格実現に力を入れている。

 9月はモノが前年比1.3%、サービスが同2.2%それぞれ上昇した。ガソリンは8月の10.2%下落に続き、10.0%下がった。統計局は下落の要因として国際的な需要低迷の継続と、夏用ガソリンからより安価な冬用ガソリンへの切り替えを挙げた。

 カナダ銀行(中央銀行)が重視するCPIコモンは前年比1.9%上昇、CPI中央値は2.2%上昇、上下に外れた値を除くCPIトリムは2.1%上昇だった。8月のCPIトリムは2.1%上昇から2.0%上昇に改定された。

 中銀は、堅調な指標を理由に昨年10月から金利を据え置いている。