写真・図版 10月17日、東京株式市場で日経平均は小反落。前日の米国市場の流れを引き継ぎ売りが先行したが、その後は前日終値を挟んでマイナス圏とプラス圏を行き来する展開が続いた。写真は5月に都内株価ボード前で撮影(2019年 ロイター/Issei Kato)

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 [東京 17日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は小反落。前日の米国市場の流れを引き継ぎ売りが先行したが、その後は前日終値を挟んでマイナス圏とプラス圏を行き来する展開が続いた。売買代金は2兆円を下回り、薄商いだった。

 前日の米国株式市場は、企業決算は堅調だったものの低調な米経済指標と米中関係に対する不透明感が拭えず、小幅に反落した。トランプ大統領は、通商合意の書面化に向けた作業が行われているとし、チリで来月開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で中国の習近平国家主席と会談するまでに署名する公算は小さいと述べた。

 日経平均も寄り付きで反落し、その後は前日終値近辺でもみあった。

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券・投資ストラテジストの三浦誠一氏は「手掛かり材料難の中で、ポジション上の都合で売買が行われている状況。売りたい人と買いたい人の力関係がぶつかり合い、方向感に欠けている」とした上で、「日経平均は昨日年初来高値を更新し4日続伸、4営業日で1000円以上上昇した。連騰疲れもあるのではないか」との見方を示した。

 個別銘柄ではみずほフィナンシャルグループ<8411.T>などの銀行株が軟調だった。市場からは「指数寄与度が大きいファーストリテイリング<9983.T>のほか、輸出関連株の値持ちがいいが、時価総額が大きい金融や鉄鋼が見送られる傾向がある。物色面で二極化が進んだ格好」(国内証券)との指摘があった。

 TOPIXは反落。東証33業種では、電気・ガス業、陸運業、水産・農林業が値下がり率上位にランクイン。一方、海運業、空運業、石油・石炭製品は買われた。

 東証1部の騰落数は、値上がり636銘柄に対し、値下がりが1433銘柄、変わらずが86銘柄だった。

 

 日経平均<.N225> 

 終値      22451.86 -21.06 

 寄り付き    22451.15 

 安値/高値   22424.92─22522.39 

 

 TOPIX<.TOPX> 

 終値       1624.16 -7.35 

 寄り付き     1628.58 

 安値/高値    1624.03─1630.57 

 

 東証出来高(万株) 111478 

 東証売買代金(億円) 19233.53