写真・図版 10月17日、サウジアラビアの国営石油サウジアラムコは、新規株式公開(IPO)を延期する。アブカイクで12日撮影(2019年 ロイター/Maxim Shemetov)

[PR]

 [ドバイ/リヤド 17日 ロイター] - サウジアラビアの国営石油サウジアラムコ<IPO-ARMO.SE>は、新規株式公開(IPO)を延期する。今後発表予定の第3・四半期決算により、投資家の需要が上向くことを期待し、それまでIPOを延期する計画という。2人の関係者が明らかにした。

 アラムコは株式全体の1─2%をサウジ証券取引所「タダウル」に上場させる計画を来週発表すると予想されていた。資金調達規模は最大200億ドルと、過去最大級になると見込まている。

 ただ、9月に国内の石油施設が攻撃されたことで原油生産が減少し、投資家の需要が伸び悩むとの懸念が浮上。そのためアラムコは、第3・四半期の業績を公表することで投資家の懸念を払拭したいと考えているという。

 関係者の1人は「アラムコは、バリュエーションの目標を達成するため、出来ること全てを行う意向だ。施設は攻撃されたが、業績が堅調であればアラムコにとり好ましい状況になる」と説明した。

 別の関係者は、IPOの延期を確認。新たな上場日は設定されていないとコメントした。

 関係者2人とも、第3・四半期決算の発表日については分からないと述べている。

 *内容を追加しました。