写真・図版 10月18日、スウェーデンのボルボは、第3・四半期のトラック受注が45%減少したと発表した。また、来年の北米と欧州の市場の需要は落ち込むとの見通しを示した。写真はザンクト・エアハルトで4月撮影(2019年 ロイター/ARND WIEGMANN)

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 [ストックホルム 18日 ロイター] - スウェーデンのボルボ<VOLVb.ST>は18日、第3・四半期のトラック受注が45%減少したと発表した。また、来年の北米と欧州の市場の需要は落ち込むとの見通しを示した。

 複数のアナリストはこれより先に発表したリポートで、第3・四半期のトラック受注の減少率は30%強になるとの見方を示していた。

 ハンデルスバンケンのアナリストは「利払い・税引き前利益(EBIT)と売上高は好調だが、注目されるのは受注だ」と指摘。「これを受けて株価は4─5%下落する」との見方を示した。

 ボルボの株価は過去6カ月間に7%下落している。

 ボルボは来年の大型トラック市場の見通しについて、欧州で約14%、北米で29%それぞれ減少すると予想した。また、輸送量が横ばいとなる中、景気の先行き不透明感を受けて顧客は投資を控えていると指摘した。

 ボルボのマーティン・ルンドステッド最高経営責任者(CEO)は発表文書で「第3・四半期は生産量の減少を続けた。向こう数四半期でさらに調整を行う」と説明した。

 ボルボが発表した第3・四半期の営業利益は109億スウェーデンクローナ(11億2000万ドル)で、前年同期の102億クローナから増加した。リフィニティブのデータによると、アナリスト予想の中央値(100億クローナ)も上回った。

 0904GMT(日本時間午後6時04分)現在、ボルボ株は1.8%値下がりしている。

 同CEOは会見で、予想される主要市場の調整への備えは十分にできていると発言。

 投資家の間では、市場が低迷するとの見方が強まっている。

 このほど上場した独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)<VOWG_p.DE>のトラック部門トレイトン<8TRA.DE>も1.9%下落している。

 証券会社パレートはリポートで「トラックの受注が低迷している。当社の予想を17%下回り、コンセンサス予想を20%下回った」と述べた。

 *内容を追加しました。

 

 

 

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